危険なのはプリン体だけ?

痛風の原因となる尿酸は、本来であれば体内に蓄積することなく尿と一緒に体外に排泄されるものですが、
腎機能が低下していると、この排泄がスムーズに行われません。
暴飲暴食など、食生活の乱れによって腎機能が低下する場合もありますが、実は生まれつき腎機能が高くなく、人よりスムーズに尿酸を排泄できない人もいるんです。
これは遺伝体質だと言われていて、家族や親族など、身内に痛風を発症している人がいれば自分も痛風になる可能性が高いと考えた方が良いでしょう。
もちろん、身近に痛風を発症している人がいないとしても、無茶な食生活をしていると腎機能が低下し、痛風を発症してしまいます。
痛風患者のほとんどが肥満体質で、メタボリックシンドロームにかかっている人も少なくないんです。
尿酸の材料となるプリン体を気にして、ビールを控える人は多いですが、実はほとんどの食べ物に少なからずプリン体は含まれています。
そのため、どれだけ一般的にプリン体が多いと言われている食事を控えていたとしても、それ以外のものを大量に食べてしまえば必然的にプリン体を大量に摂取することになってしまうんですね。
また、ビールにはプリン体が含まれているから…と、焼酎やウイスキーなど、その他のアルコールを大量に飲んでいる人がいますが、これも危険です。
アルコールそのものが大量に摂取することで腎機能を低下させる効果があるので、ビールでなくても結果的に体内の尿酸値が上がり、痛風になってしまうこともあります。
プリン体を多く含む食べ物の量を抑えるのはもちろんのこと、アルコールにしても普通の食事にしても、食べ過ぎず適量を心がけることが何よりも大切なんです。